1.高血圧は命に関わる病気の大きな原因です
血圧が120/80mmHgを超えて高くなるほど、脳卒中、狭心症・心筋梗塞、腎臓病、認知症などのリスクが高まることが、多くの研究で示されています。
日本では、年間およそ17万人が高血圧に関連する病気で亡くなっていると推測されています。上の血圧(収縮期血圧)を10mmHg下げることで、脳卒中や心臓病の発症は約20%減少するといわれています。
2.自宅で血圧を測りましょう
現在は家庭用血圧計が広く普及しており、日々の管理がとても重要です。
血圧計は、手首式よりも上腕式(腕に巻くタイプ)をおすすめします。
病院での血圧と家庭での血圧に差がある場合は、家庭血圧を重視して治療を行います。
正しい測定方法
- 椅子に座って測定
- 朝:起床後1時間以内、朝食前 夜:就寝前
- 測定前に1~2分安静にする
- 1回だけでなく2回測定し、その平均値を目安にする
3.血圧をしっかり管理しましょう
目標とする血圧は以下の通りです。
- 診察室血圧:130/80mmHg未満
- 家庭血圧:125/75mmHg未満
これらの目標を達成することで、脳卒中や心臓病の予防につながります。
まずは生活習慣の改善が重要です。
- 減塩
- 適度な運動
- 体重管理(肥満の改善)
- 節酒
これらにより血圧は下がりますが、それでも目標に届かない場合は、薬による治療が必要です。
降圧薬は一般的に安全性が高く、効果も確立されています。多くの場合、2種類以上の薬を組み合わせて治療します。
4.スマートフォンアプリによる新しい高血圧治療
近年、医師が処方するスマートフォンアプリを用いた生活習慣の改善により、血圧が低下することが報告されています。
「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」は、保険適用されている医療機器プログラムです。6か月間、アプリが日々の生活習慣(食事・運動・睡眠など)の改善をサポートし、高血圧の改善を目指します。
アプリの詳細については、以下をご覧ください。
当院でも処方が可能です。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
