肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌は肺炎の原因菌として最も多い細菌です。肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による肺炎の発症予防と重症化予防の効果があります。
肺炎球菌ワクチンには2種類あり、ニューモバックス(PPSV23)は広範囲の肺炎球菌をカバーし、プレベナーは強い肺炎予防効果があります。ニューモバックスは65歳の定期接種として公費補助があります。プレベナー20は、以前のプレベナー13に7つの血清型が追加されたワクチンで、ニューモバックスと同程度の肺炎の予防効果があり、より長く効果が持続します。そのため,プレベナー20接種後にニューモバックスを追加接種する必要性は乏しいとされています。生涯1回の接種で高い効果がありますが現時点では任意接種のみです。
新しいワクチンが追加されこれまでと変更点があります。具体的なスケジュールや費用についてはご相談ください。


